●退職者の分析を行う
退職面談で知り得た社員の意見をまとめることで組織のウィークポイントを可視化したり、次の人事施策に活かすことができます。
●ポイント
①退職の要因を可視化する。
②どのような条件下だと退職者が多い傾向にあるのか可視化する。
例1)退職人数を年度ごとにまとめたグラフ (退職日×人数)
どのタイミングでの退職が多かったのか確認できます。
下のグラフの場合、2020年度が一番退職が多かった年だとわかります。
※この分析に使用したデータベースの項目
退職日(日付パーツ)を作成し、データをグラフ化しております。
例2)退職理由をまとめたグラフ (退職理由×人数)
どの理由での退職が多かったのか確認できます。
下のグラフの場合、「給与」が最も多く、全体の20%を占めていることがわかります。
※この分析に使用したデータベースの項目
退職理由(チェックボックス)を作成し、データをグラフ化しております。
例3)退職理由を組織ごとにまとめたグラフ (退職理由×人数×組織)
組織によって退職理由に偏りがあるか確認できます。
下のグラフの場合、「販売部門」の3人が全員「人間関係(上司・先輩)」
で退職していることがわかります。
販売部門の社内コミュニケーションについて検討の余地があることがわかります。
例4)現職者・退職者の給与を比較したグラフ (年俸×人数)
年俸がどのくらいの社員が退職しているのか確認できます。
下のグラフの場合、年俸が「200-300万」のメンバーが多く退職しています。
例5)現職者・退職者の評価ランクを比較したグラフ (評価×人数)
下のグラフの場合、評価が「C、D、E」のメンバーに退職が多く見られます。
※現職者・退職者の分け方
パネル(グラフ)作成の際に、社員ステータスを絞り込んで設定しております。