データシートや人事評価の小数点以下の表示を指定する方法を解説します。
(round関数を使用します。)
①計算式例(小数点3桁を四捨五入)
例:[数値_1] と[数値_2]を掛けて、 [数値_3]と[数値_4]を掛けて、合計値の桁数を小数点2桁で指定する
「合計値(round関数)」の計算式:
round( [数値_1] * [数値_2] + [数値_3] * [数値_4] ,2)
※表示桁数の指定は、上記の「2」の部分を変更してください。
手順
下記のようにフォームを作成します。
「合計値(round関数)」の計算式は下記のように入力します。
プレビュー画面での入力例として下記の場合
[数値_1]:100
[数値_2]:0.7777
[数値_3]:50
[数値_4]:0.7777
(100×0.7777)+(50×0.7777)=116.655
小数点3位を四捨五入して、116.66
※2023.10〜
小数点の切り捨て、切り上げの計算式も組めるようになりました。
②計算式例(小数点3桁を切り捨て)
例:[数値_1] と[数値_2]を掛けて、 [数値_3]と[数値_4]を掛けて、合計値の桁数を小数点2桁で指定する「合計値(round関数)」の計算式:
round( [数値_1] * [数値_2] + [数値_3] * [数値_4] ,2,"down")
※表示桁数の指定は、上記の「2」の部分を変更してください。
③計算式例(小数点2桁を切り上げ)
例:[数値_1] と[数値_2]を割って、[数値_3]を掛けて、合計値の桁数を小数点1桁で指定する「合計値(round関数)」の計算式:
round( [数値_1] */[数値_2]* [数値_3] ,1,"up")
※表示桁数の指定は、上記の「1」の部分を変更してください。
手順
※ここでは小数点の切り捨ての手順を記載します。
下記のようにフォームを作成します。
「合計値(rounddown)」の計算式は下記のように入力します。
プレビュー画面での入力例として下記の場合
【数値①】:11.5555
【数値②】:12.2333
12.2333÷11.5555=1.05865・・・・
小数点3桁目の「8」を切り捨て、合計値は「1.05」