最初に
今の評価運用と制度を確認する
人事評価は、『人事評価』機能を利用します。
設定の前に、今の評価はどんな承認フローで進んでいるか、一次評価者や二次評価者がどのメンバーで参加しているかを確認してください。
【確認するポイント】
今の評価の流れ（承認、入力、ステップなど）
本人評価、一次評価者の承認など、組織全体の評価フローを整理してください。
エクセルで組織や部署ごとの評価の流れと承認者などを改めて一覧で見える化しましょう。
評価者にはどんなロールの人がいるか
本人以外に評価者の人数や、回付閲覧する人を確認してください。各評価ステップで承認する人を確認してください。
入力作業をする人
評価シートに入力する人を確認してください。被評価者（本人）が評価を入力する場所や内容、評価者が入力する内容（点数やkメント）など、現在の評価シートの運用を確認してください。
部署の異動・兼務の人の評価ルール
期中での異動や兼務となった人は、評価シートの承認ルートをどうするかを確認しましょう。また、その際の運用ルールも明示しておきます。
甘辛調整（評価調整）の運用
評価調整を行っている場合、どの段階で評価調整をするか、また、どの項目が対象となっているかを確認します。
フィードバック（評価結果）、評価終了後の開示
評価終了後に、フィードバックをどのようにしているかを確認します。フィードバックを面談や紙で印刷して配布しているなどの運用を確認します。
※実際の詳しい設定手順については、One人事タレントマネジメント機能＞人事評価を参照ください。
イベントを作成する
One人事タレントマネジメントで評価を始めるには最初に『イベント』を新しく作成します。
『イベント』の中には評価シート、評価の流れ、対象者と評価者、評価結果など、1つの評価に関するすべての設定と情報が存在しています。
※詳細は、One人事タレントマネジメント機能＞人事評価＞評価イベントの追加 を参照ください。
・評価イベント一覧
ワークフローを設計する
ここでのワークフローは、評価の流れとなります。
- 期初に目標設定をし承認後、自己評価、一次評価、二次評価を行う
- 期末に業績達成に応じて点数を入力していく
- 全員に360度評価を行う …など
各企業の評価制度によって評価フローは多数ありますが、それをOne人事タレントマネジメントで画面でステップを構築するのがワークフロー設計となります。
ワークフロー
最初に「フェーズ」を設定します。これは、「期初」「期末」「上期」「下期」などになります。
次に「本人評価」「一次評価」「二次評価」などにあたるのが「ステップ」となります。
ステップの下に配置されている人物は『参加者』です。
ステップは上から下に進んでいきます。
フェーズは管理者（Adm）ユーザーによって設定されます。管理者が操作しない限り次のフェーズに進むことはありません。
- 期初：目標設定→目標承認
- 期中：中間評価
- 期末：自己評価→一次評価→二次評価→本人フィードバック
参加者
『参加者』は、この評価に参加する人物となります。
各ステップの担当者をこの中から選択してください。閲覧のみの方も設定可能です。
※詳細は、One人事タレントマネジメント機能＞人事評価＞評価フローの設計、を参照ください。